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ハイファイニッキ
ハイファイコーヒーズな人々の日常。
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別に読んで欲しいってわけじゃあないし、曲の説明とかするのってとてもカッコ悪いとも思ってる。
でも、なんか今書かなきゃなあ、と思って書くことにするけど、わざわざ、解説とかしてんじゃねえよ、とか、自分の考え方とか解釈で歌詞を読みときたいってひともいるだろうから、
もし、読みたくない人なら今、ここで読むのを止めたらいい。
あと、とっても長くなりそうだから覚悟もした方がいい。



まず、昔の方言による、ありがとう、って意味のだんだんではない。
それから、だんだんZという曲はだんだんシリーズの3作目で、だから、つまり1作目だんだん、2作目だんだん2を経てのだんだんZなわけで、元々のタイトルは「母へ」。
ハイファイコーヒーズっていうか、俺がハイファイコーヒーズに持ってくるプロットとか、アイデアとかってのは、だいたいの場合、1作目はボツになってて、たぶん曲作りが上手な人は一発でできるんだろうけど、だけど、ボツになった元の作品をなかったことにしないために、なんてゆうかな、そのダメだった過去っていうのか、恥じるべき事っていうのか、それがあるからそういう風になったってのを忘れちゃダメなんだよな。
って思って末尾にナンバリングが入ったりする事がある。
そうじゃないこともあるけど。

ところで、俺の記憶にあるかぎり、一番最初に演技ってのをしたのが保育園のころやった、おたまじゃくしの101ちゃんってゆう絵本を元にした劇で、その時自分がやった役がおたまじゃくしのいっちゃんからひゃくいっちゃんの中のどれだったかは覚えてない。
でも、それがなかったら、小学校の学芸会でタヌキの尻尾を母に作ってもらった事とか15少年漂流記をやったときに先生に誉められたことで、そんなに嬉しくはないんじゃないかな。
ってぐらい、未だに影響を受け続けてる思い出。

で、だんだんはそこから来てるんだけど、きっかけは、かえるのこはかえる。ってコトワザ。
中学生のころはかえるのこはおたまじゃくしだって思ってたんだけど、やっぱりかえるのこはかえるなんだよな。
それで、かえるの孫はやっぱりかえるなんだよ。
それに気がついたのはおじいちゃん家に昔からあったかえるの置物ででっかいかえるの上にちゅうくらいのかえる、その上にちっちゃいかえるが乗ってるやつを見たとき。
いや、見たときではないんだけど。
なんで、おっきいかえるの上にちっちゃいかえるが乗ってることに何の不思議も感じなんだろうなって。

初めて専門学校で大阪に出て、久々に実家に帰ったとき思ったのが自分の母親の小ささで、初めてツアーっぽいツアーをして久々に実家に帰ったときにも、やっぱりそれに驚いた。
なんでお母さんはどんどん小さくなっていくんだろうなって。思った。
でも、本当は自分が大きくなってるのかもしれないとわかった。
でも、もし、自分がどんどん大きくなっちゃって、山ぐらいになっちゃったら、お母さんは米粒ぐらいになっちゃって、自分が空ぐらいになっちゃったら、もう、誰も見えなくなっちゃうんじゃないかなって怖くなった。

おたまじゃくしに足が生えて、手が生えて、かえるになったら、ちっちゃいかえるからちゅうくらいのかえるになって、大きいかえるになったあとはどうなっちゃうんだろうなって思った。ささ

それは今でも怖い。
神田川っていう曲のなかにもある通り、大きくなりたいし、大きくならなきゃっていう気持ちと、それとは反対にそれによって何かわかんないけど、わかんないものがなくなっちゃうんじゃあないかな?っていう不安がいっつもある。
いっつもある。
それでも、俺は大きくなりたいし、大きくならなきゃいけない。

悔しい。

大きくならなきゃできないことがいっぱいある。
大きくならなきゃ自由はこないとも思ってる。
でも、大きくなればなるほど自由がなくなってく気持ちになる。
それは俺が大きくなってないから思うことだとも思う。

だから、一度、実家に帰ろうと思う。
たった2、3日だけど。
俺が住んでた向山町は坂が多くて、うちの家自体、坂の途中にある。
結構急な坂で、それを登ると、川名中学校がある楽園町。
毎朝、ちょうど坂のてっぺんから突き当たりまで太陽の光が突き刺さって、夜には坂の下から坂の上を見上げるとオリオンとか北斗七星が見えたりする。調子がいいときはアルコルも見えたりする。気がする。

そこそこ全国をまわって、そこそこいろんな土地を見たけど、この坂道が一番すきな坂道。
通学路。
本人たちは対して期待もしてないのかもしんないけど、頑張らなきゃって思う。坂道。

おれ、頑張るわ。

ただいま。
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