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ハイファイニッキ
ハイファイコーヒーズな人々の日常。
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どんっ!

どどん!どんッ!

かくして、一同は一命をとり止めた!

が!?

~前回までのあらすじ~

緑象の住処へ到着した一同だったが、西の都に今なお建っている家の掃除を行うため、一度帰還する運びと相成った。

そして、前回分のタイトルを入れ損なう、誤字脱字を頻発するなどの災難に屈することなく、見事、掃除を終えたのである。

しかし、

まだ、O-HI-KKO-SHIはこれで終わりではなかったのだ!!!!

『第四話 女岩演義』

どどんッ!

一同は掃除と名の付くものを全て制圧すると、"昔英雄だった者の行き着くところ"へと向かった。

彼らはみな、一度は英雄と呼ばれ、持て囃され、様々な人から親しまれ、頼られ、時には崇拝さえされたが、結局、この地、 "昔英雄だった者の行き着くところ"へと去っていく。

この地の名を人々はこう呼んでいた。


ゴミ捨て場、と。

一同の住んでいた家には、カーテンと昔呼ばれていた者や、風呂桶と呼ばれていた者、また、それこそゴミ箱と呼ばれていた者たちが一緒に住んでいたが、彼らもまた、英雄の名を捨て、ゴミ捨て場へと旅立っていった。

泣く泣く別れを告げると、一同は三度、緑象の住処へと戻った。

しかし、激しい戦いの日々を振り返っている暇などはない。

住処へ着くなり、一同は代わる代わる風呂と呼ばれる不可思議な装置に身を預け、体の隅々まで清めた。

それから、僅かなまどろみの中に瞳を閉じるのだった。



気がつくと、夜が空を包み込んでいた。

一同は、百円老村にクニロー号を繋ぐと、次なる戦の準備に取りかかった。
そう、
日が開ける頃、戦の火蓋が切って落とされようとしていたのだ。

ここよりも、ずっと東の地、キタシーモの都でそれは起こる。

祭り。

そう言えば聞こえはいいのかもしれない。
しかし、現実はそんな生易しいものではないだろう。
女子という女子がそこに集い、お互いに岩と岩とをぶつけ合い踊り回る。

人々はこれを、女岩演義と呼んだ。

一同は、これを平定すべく、キタシーモの都へと向かうこととなった。
いつしか、夜は更けていった。

こうして、四日目が終わった。


ドドドドドン!

次回!
緑象の住処へ!

お楽しみにネ☆
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